和歌山城の動物園を郊外に!

和歌山市民なら誰もが一度は足を運ぶ場所、それが和歌山城公園動物園ですよね~。

調べてみると、すごい施設なんですよね。

まず、この動物園が開館したのは大正4年(1915年)で、実に100年以上の歴史があります。しかも、日本国内では4番目に古い動物園なんです!

ちなみに最古は上野で、次に京都市立、そして天王寺と続きます。

何よりも、街中に位置しながらも無料で利用できるというのは、最高ですよね~。作成者自身も何度も足を運んで、その都度ペンギンやカピバラから癒しを受け取っています。

しかし!この動物園は問題点が多いのです!

そもそも立地しているのは史跡・和歌山城内です。史跡指定された場所では、関係の無いものは立地・整備すべきではないというのが国の方針です。さすがに紀州徳川家と動物園は関係がないので、和歌山城という歴史資源を考えれば、このまま立地し続けるのは厳しそうですよね。

他にも、「動物の福祉」の観点から見ても、問題点があります。現在の動物園では見る側だけではなく見られる側の動物たちの福祉が重要視され始め、世界ではその流れがスタンダードになっています。例をあげれば、バックヤードの充実であったり、生息している地域と似ている展示環境の提供、狭い空間からの脱却、生態展示ではなく行動展示への移行(有名な例が旭山動物園)などが挙げられます。

和歌山城公園動物園を見れば、バックヤードは狭いですし、生息している地域とは似つかないアスファルトの地面、狭い展示空間、行動展示については少し実施されていますが、それでもやはり、動物目線からすれば素晴らしい住環境とは言えないのではないでしょうか。

そうなれば、和歌山城内に固執せずに、動物たちが暮らしやすい環境を求めて、動物園ごと郊外に移転することも視野に入れるべきでしょう!

ただ、単なる郊外では集客が見込めないので、既存の施設を最大限活用して、相乗効果を図ることが出来る場所である必要があります。そんな場所が、和歌山市にはあるのが大きな強みでしょう。

その場所とは、「四季の郷公園」です!

現在は道の駅として整備されており、敷地も充分に確保できるでしょう。何より、高速道路からのアクセスもよく、貴志川線の伊太祁曽駅から徒歩圏内という、交通機関の利用促進も想定できます!

他の地域でよくあるのが、中心部にあった動物園を郊外に移転したはいいものの、動物園の周辺に何もないために相乗効果が生まれず、集客が思うように増えなかったり、地域外からの観光客が少ないといった事例です。

そうならないためにも、既存の施設との相乗効果をしっかりと計算できる場所、広い敷地を確保できる場所と言う特徴を有している「四季の郷公園」に和歌山城公園動物園を移転させるのは、悪くないのでは?